好転反応とは？主な症状や揉み返しとの違いについて解説！
皆さんこんにちは！
パーソナルストレッチ専門店、カロトレケア一宮本町店です。
マッサージや整体で施術を受けた後に、なんだか身体がだるく感じたり、筋肉痛のような痛みを感じた経験はありませんか？
そのような症状を好転反応と言います。
今回は、好転反応の主な症状や揉み返しとの違いについて解説していきます。
ぜひ最後までご覧下さい！
好転反応とは？
好転反応とは、施術後に身体が回復に向かう過程において、一時的に起こる身体の反応のことを言います。
症状は様々ですが、倦怠感や眠気、筋肉痛のような身体の痛みなどが現れやすいです。好転反応が起こるのは、施術を受けることで身体に溜まった老廃物や疲労物質などが血中に入り、排出される過程で体調に変化が現れるためです。なので、症状を改善させていくためには、とても必要な反応なのです。
なぜ好転反応が起こるのか
好転反応が起こるメカニズムに関して、まだ完全に解明はされていません。
施術によって身体のバランスが整えられることにより、細胞や組織内部で老廃物が排出される事があり、身体内部での酸素や栄養素の供給も整えられて細胞の働きが活性化される事があります。これらの化学反応が起こる過程で、身体に一時的な負担が掛かる事があり、それが好転反応の一因となっていると現状では考えられています。
好転反応の種類について
好転反応には、大きく分けて4つの反応があると言われています。
弛緩反応
施術後に起こる身体のだるさや眠気などの身体の反応のことを言います。これは自律神経系の働きによって制御されており、交感神経の興奮が抑制されて、副交感神経が優位になることで起こります。
過敏反応
過剰反応とは、施術を受けた箇所の血流が改善されることによって一時的
入浴や運動を行った時と同じように、
排泄反応
排泄反応とは、身体に溜まった老廃物や毒素を体外に排出しようとする働きによって起こる反応のことです。主な症状としては、下痢になったりニキビや吹き出物ができたりすることがあります。
回復反応
施術を受けた後に、滞っていた血液が体内を循環し、さらに代謝も良くなることがあります。その結果として、熱が出たり、腹痛や吐き気などの症状が発生することがあります。
施術後の身体は基本的には、弛緩反応→過敏反応→排出反応→回復反応の順番で症状が出現して身体が回復に向かっていきます。
好転反応が出た時の対策
身体を温める
身体を温めることで血流が良くなり、老廃物を排出する事ができます。お風呂に浸かる場合は、お湯の温度を38℃～40℃の温めにして、ゆっくり浸かるのがおすすめです。お湯の温度を熱くし過ぎないように気をつけましょう。
水分をこまめに摂る
常温の水や白湯などをこまめに摂る事で体内の老廃物を排出する機能が高まります。今の時期、きんきんに冷えた水を飲みたくなりますが、冷水を飲み過ぎると効果が低下してしまうことがあるので注意が必要です。
適度な運動を行う
ウォーキングや散歩、セルフストレッチなどを行うのがおすすめです。逆に強度の高すぎる筋トレなどの運動や普段しないような身体の動かし方をしてしまうと状態が悪化してしまうケースもあるので気をつけましょう。
食生活を整える
栄養バランスの整った食事を心がけ、身体の回復をサポートするビタミン類やミネラルをきちんと取り入れることも効果的です。
揉み返しとの違いとは？
揉み返しとは、施術を受けた部位の筋肉が損傷し、炎症が起きてしまった状態です。
好転反応の症状の１つでもある痛みですが、揉み返しの場合は施術を受けた場所だけが痛みます。施術の刺激が強すぎたり、長時間に渡っりマッサージを受けることで、身体に掛かる負担が大きくなり、揉み返しになる可能性が高くなります。
不快感のある痛みは、揉み返しの場合が多いです。
最後に
今回は、好転反応について解説させていただきました。
好転反応の症状が出た場合には、ゆっくりと身体を休めることが大事です。睡眠をしっかり取り、こまめな水分補給や栄養バランスのとれた食事を心掛けることで、身体の回復を促進することができます。
また、セルフストレッチやウォーキングなど、軽い運動を行うことで、好転反応を緩和することができます。
好転反応は決して悪いものではなく、身体が良い方向へ回復している証拠でもあります。ストレッチを通じて、お身体の状態を一緒に改善していきましょう！
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最後までご覧いただきありがとうございました。